健康パナソニック

「健康パナソニック」活動の経過

パナソニックグループでは、2000年度に始まった国民健康づくり運動「健康日本21」に呼応し、2001年度から2010年度までの10年計画で職場の健康づくり「健康パナソニック21」(「健康松下21」として開始)を、会社、労働組合、健保組合の三位一体で行ってきました。そして、2011年度からは健康づくりの対象を職場と家庭の両方に広げ、2019年度からは健康づくりの取り組みに自ら一歩を踏み出すことを目指した活動を行ってきました。
2024年度からの「健康パナソニック」では、ライフステージに応じた将来を見据えた「健康への自己投資」を推進するとともに、主に食環境や喫煙環境で「自然に健康になれる環境づくり」を目指します。

「健康パナソニック」活動の全体像

今後の健康寿命や就労寿命の延伸に向けて、会社・労働組合・健保組合の三位一体で将来を見据えた「健康への自己投資」を進め、健康づくりへの参加を高めてヘルスリテラシーの向上を図り適正な生活習慣の実践につなげます。
そして、保健指導の強化や人事施策との連携により、高年齢化にともなう健康障害の防止と業務パフォーマンスの向上を目指し、健康経営の土台を支えます。
同時に、従業員のヘルスリテラシー向上とともに、従業員を通じた家族の健診受診や家庭での健康づくりを進め、データヘルス計画の目標達成を目指します。

健康意識と環境意識

パナソニックらしい健康づくりとして健康的で地球環境にもやさしい行動を推奨し、健康意識とともに環境意識を啓発します。

適正な生活習慣の影響

パナソニックグループの定期健診やストレスチェックなどの健康データを分析した結果、以下のことがわかりました。

  1. 禁煙、運動、食事、飲酒、睡眠の5項目の健康的で適正な生活習慣を併せ持つ(適正習慣数が0→5項目)ほど、肥満や身体愁訴の割合が低く、活気がある割合が高いこと
  2. 年齢が上がるとともに肥満、血圧、肝機能、脂質、血糖の複数の健康リスクを有する割合は増加するが、適正な生活習慣を併せ持つほど平均健康リスク数が同年代より少ないこと
  3. 適正な生活習慣を併せ持つほど平均パフォーマンス(自己評価)は高く、働きがいがあるとさらに高いこと

これらの結果をもとに、「健康パナソニック」活動を通じて適正な生活習慣を数多く実践することを推奨するとともに、仕事のやりがいやパフォーマンスを高める健康経営の取り組みと一体的に推進いたします。

※健康リスクや適正な生活習慣は、健康スコアリングレポートのリスク保有と適正な生活習慣の判定基準による

全体活動

将来の健康資産を増やしていくために、各ライフステージに応じた、将来を見据えた健康づくりの機会提供を行い、従業員自ら健康づくりの機会や保健指導等を利用して、定時に起床する、朝食を食べる、できるだけ歩くなど、若いうちから・今から、食事も運動も、毎日できることから行う「健康への自己投資」を応援していきます。

禁煙デー

  • 5月31日を「パナソニックグループ禁煙デー」と定め、たばこと健康について考え、健康にも環境にもやさしい日になるよう、受動喫煙防止の徹底と禁煙推奨活動を推進し、グループ全体で「たばこの煙のない日」を目指します。
  • 禁煙デー

セルフケア・リフレッシュ月間

  • 6月1ヵ月間を「セルフケア・リフレッシュ月間」と定め、日々の体調管理や働き方の見直し等、心身の健康のためのセルフケア・疲労回復をはかる取り組みを行います。
  • セルフケア・リフレッシュ月間

ヘルスアップデー

  • 全国労働衛生週間にあわせて、10月1日(休日の場合は翌営業日)を「ヘルスアップデー」と定め、テーマを決めて、グループ全体で仕事と健康、生活と健康について考える取り組みを行います。
  • ヘルスアップデー