全学年合同で事例検討会を行いました

2年生(44期生)
2019年1月9日

先日、3学年合同で事例検討会を行いました。

3学年合同で事例検討会を行うことの目的として、1・2年生は3年生が臨地実習で行った看護に触れることで、自己の看護観を発展させるとともに、今後の目標を明確にする。

3年生はクラスメイトが実施した看護を共有することで、看護師としての成長を促す。また、発表会の運営に参加することでマネジメント力を培う。

上記の目的を念頭に置いて全学年参加しました。

事例検討とは、患者さんの身体面、精神面、社会面などの情報を分析して、どんな患者さんか捉え、よりよい看護を考えます。

そして学生が実際に行なった看護は患者さんにとってどんな意味があったのかを皆で振り返り、看護の意味づけを行い、もっとこんな関わりがあればより良くなったのではないか等を考えます。

毎年3年生が受け持たせて頂いた患者さんとの関りを手がかりに、今後も成長するため新たな気付きを共有しています。

会の後半の時間では、3年生2名が関西看護研究大会で発表した演題を、全学年にむけて再度発表して下さりました。

聴講した学生からの質疑応答も多く、疑問に思ったことの解決や感想を伝え学びの共有する場となりました。

会を終えて、先輩方の患者さんとの関りは、目にみえる強みだけに着目するのではなく、その強みとなる行動を行うことになっている原動力を見つけられる視点の広さが患者さんの根底にある強みを強化していくことができること。

患者さんの一見些細に見えるような表情の変化、仕草、言葉に対し何故こうしたのだろう?と疑問に持ち1つ1つ丁寧に紐解いていくことで患者さんにより一層寄り添えることを学びました。

基礎看護学実習Ⅱの実習を終えたばかりの2年生は、全体を通して実践に活かせることばかりで実習前に聞きたかったと思うことも沢山ありました。

しかし、そう思えることは実習に行って、悩み考えたからこそより一層心に響いた内容なのだろうと感じました。

学びの場を提供して下さった沢山の方々のご協力によって日々学びを深められています。この学べる環境に心から感謝します。

そして今までの学び、これからの学びを次回からの実習、看護師になってからも活かしていきたいと思います。

なぞのブロガーより

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