老年看護学
~高齢者の健康と生活を支えるための健康教室②~

2020年4月1日

(前回の続き)学生による健康教室を開催後、参加者の皆様と茶話会をしました。

婦人部会会長様のご挨拶にもありましたが、認知症予防に大切なことは『笑うこと』。
今回の健康教室を通して、たくさんの笑顔に触れることができ、高齢者との生活体験が少ない学生にとって「イキイキと暮らすための関わりとは」を実感し「高齢者にとっての健康と生活」について学ぶ良い機会となりました。

学内での振り返りでは「参加者の方々は予想以上に活発でパワーがあり、もてる力は大きいと学んだ。高齢者だからと一括りにせず、個別性を大切に関わる必要がある」「健康について興味・関心が強く、意欲的に知識を取り入れようとされていたため、こちらの働きかけでより健康に近づけられると思った」「看護学生として、説明の根拠に責任を持つことが必要」「意識して外に出ることで気持ちも前向きになり、社会的つながりを持つことが楽しみに繋がるのではないか。高齢者の健康とは、生きる活力を見出すことで満たされると感じた」など多くの学びがありました。

また「その場だけでなく、継続できるよう対象の生活の場を意識して関わると、更に良い提案になったのではないか。この先も健康でいられるよう未来を想定して関わることが大切」など、看護学生として今後の課題を明確にすることができました。
主体的に取り組む学生の姿から、学生自身の『感じる力、学び得る力』の素晴らしさを感じました。

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