教員の声

社会福祉の授業で避難所運営体験をしました

2019年6月14日

避難所HUGという、静岡県が平成19年に開発した防災ゲームをご存知ですか?

250枚のカードと、体育館や教室、運動場に見立てた大きな用紙を用いて、避難所運営をシミュレーション体験するものです。

課題は、「大地震で被災し避難してきた何百人もの人たちを自分たちが運営する小学校の体育館の避難所で受け入れる」というもので、次々避難してくる人の状況がカードで示され、運営者はその人たちをどこで受け入れるか場所決めや部屋割りをします。

また、アクシデントを示したカードが出るとその対処をしなければなりません。

ゲームが始まり、1・2年生合同のグループごとに一つの避難所を開きました。

ペットとともに避難してきた家族や、高齢の方がいらっしゃる家族にはどの場所で過ごしていただくのがいいか、避難物資を運ぶ通路をどうするか、女性を性被害から護るためにトイレをどう配置するかなど、それぞれの人や家族の状況、背景を瞬時で判断して、各グループでいろいろ考えながら対応していきました。

このゲームを通して、非常事態の中、見知らぬもの同士でおくる避難所生活の難しさを具体的に知ることができました。

また、看護師は目の前のその人と家族が健康な生活をおくるための視点でものを考えがちですが、社会福祉の方々は地域の力をどう使うかなど広い視野を持って考えていることも参考になり、学び多い時間となりました。

災害が起こらず、今回学んだことを使わないで済むのが一番良いことですが、万が一の際は、支える側と支えられる側、双方のことを考えて使命を遂行できる看護職でありたいと思います。

(この社会福祉の科目は、京都光華女子大学の健康科学部医療福祉学科の教授に来ていただいています。貴重な機会をありがとうございました。)

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