教員の声

2年生の技術がますます高まっています!

2018年6月8日

当校では、患者さんの症状や徴候から情報を収集し、必要に応じて触診や聴診を行い、患者さんの状態を判断できる能力を養うフィジカルアセスメントの授業を、シミュレーション教育で行っています。

シミュレーション教育とは、患者さんのいる状況を学校の実習室に再現して、その状況での看護を実際に体験して実践力を高めていく学習方法です。もちろん学校なので患者さんはいませんので教員が、患者さんになりました。(見事な患者役でした)

今回は、脳梗塞の既往がある患者さんの看護を行います。

ナースコールが鳴ったので患者さんに声をかけてみると「お腹が痛い…」と言われています。

「どこが痛いですか?」「どれくらい痛いですか?」「布団をめくっていいですか?」「お腹を見せていただきますね」と観察を続けます。

実際のお腹を触ったり聴診器でお腹の音を聴くのは、『フィジ子さん』という、心臓の音やお腹の音を聴診できるシミュレーター人形を使っています。

「え、聴こえない?!異常かも」「お腹の中で何かが起きている!」

ひとつのセクションが終了すると、クラス全員セクションの振り返りをしながら、ホワイトボードに『できたこと』と『次にするなら』に分けながら一緒に考えました。

3回のセクションで導き出されたことは、「患者さんは“サブイレウス”と言う状態でお腹が痛くなっているのではないか」ということでした。

大変です!すぐに医師に報告しなければ!という、結論になりました。

フィジカルアセスメントの授業は、実践と振り返りを繰り返しながら、学生の看護実践力を養うことを目的としています。

このような授業を重ねるごとに、観察できる項目が増え、見る視点が定まってきます。

これ、学生個人の授業前の予習が患者さんの身体に起きていることを想像しながら行っていることや、仲間と協力しながら学習できているからですね。

昨年の公開授業では、この授業の様子を見学していただきました。

今年度は、1年生は解剖生理学、2年生は沐浴演習、3年生は臨地実習事例検討です。

たくさんの方に来ていただき、学生の成長を見ていただきたいと思っています。

ページトップに戻る