看護の日である5月12日、私達2年生は各自、様々な施設やイベントでのボランティアに参加させて頂きました。

病院や施設、地域社会の人々との関わりを通して自分を知る機会とし、幼稚園での手洗い指導や、老人ホームでの高齢者さんとの関わりから、考える力や行動する力を高めることを目的としました。

自分自身に、どこで誰に対してどのようなことを行いたいのか問い、ボランティア情報を集めて、担当の方とアポイントメントを取り、事前にボランティア計画書を作成しました。

そして、プライバシーの保護や、関係者の方々との報連相を大切にし、対象の健康維持に貢献できることは何だろうかを考え、参加しました。

事後、ボランティアを通して学ばせていただいたこと、気付きなどをクラスで共有し、様々な経験が価値ある学びとなるよう、ボランティア報告会を行いました。

各グループ、プレゼンに向けて、パワーポイントや資料を作成しながら準備を行い、分かりやすく、相手に伝わりやすいように発表を行いました。

どのグループの発表も、実際に行ってみないと分からなかった対象の方の状態や、行われている看護、利用者の方同士の関係性など、授業を受けているだけでは気付くことも学ぶことも出来ない内容であり、自己の看護に対する考え方を深めたり、広げたりする機会になりました。

また、夢の実現に向かってモチベーションをあげることができました。何かの役に立ちたいと参加させて頂いたボランティアでしたが、参加した側の私達の方がたくさんのことを学ばせていただき、携わっていただいた方々に、とても感謝しています。

今回の学びは、これからの授業や実習の場でも活かせる内容となり、私達にとってとても貴重な体験となりました。