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2021年11月5日
雑誌「看護教育」の2021年9月号に水方副学校長・大谷教務主任と東京大学大学院教育学研究科の藤江康彦教授の鼎談が特集されました。
特集名は、“編成したカリキュラムをどうしていくか 学校の組織・文化づくりとカリキュラムマネジメントー松下看護専門学校の実践からー”です。
来年(2022年)から、厚生労働省令による看護基礎教育の指定規則改正が行われ、新カリキュラムになります。この改正への当校の取り組みが、鼎談形式で語られています!
カリキュラムという言葉は、普段聞く機会はあると思いますが、正直、自分が学生の時は、カリキュラムの内容など全く興味がなく、雰囲気などで学校を決めていました。
しかし、教員となり、カリキュラム構築に携わるようになって、どのようなカリキュラムで看護師を目指せるのかは非常に大切なことだった実感し、もう少し吟味すればよかったなと後悔しています。
当校は、日ごろから、学生がベッドサイドで看護を実践することを大切に、学生の経験が豊かになるように、カリキュラムを構築しています。
授業では、病院と連携しながら、経験豊かな講師を招き、看護の現場を再現した授業が多くあります。
教員は、教える人ではなく、学生の学びをサポートする人として、学生が力を発揮し、より学びが発展していくように支援していくことを心掛けています。
一クラス40名と小規模な学校ですが、教員一丸となって行ってきたカリキュラム構築が雑誌の特集に組まれるときき、その一員として働けていることが、誇らしくなりました。これからも松看教員として、先輩方の背中を追いつつ、日々精進していきたいと思います。
また、これから看護学校を決める皆様にとって、自分がどんなカリキュラムで看護師になりたいかを大切に学校選びができることを願っています。