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2016年12月5日
先日、3年生の実習がすべて終了しました。複数受け持つ実習で、学生の成長を実感した一コマがありました。
学生:「他の病棟の学生は、受け持ち患者さんが固定されています。でも、私たちは、他の病棟と違って、受け持つ患者さんが毎日変わります。だから、毎朝、新しい情報を取りそこから、判断しなければなりません。昨日、A先生に相談したら、『難しい実習形態だから、調整するわ。』と、言ってくれました。でも、その後、チームのみんなと相談しました。話し合う中で、来年、看護師になったら、同じ課題に向き合っていかなければならないことに気づきました。今は、先生と指導者に守られて実習していても、来年の4月には、自立しなければなりません。だから、調整せず、このままの実習をさせてください。」
教員である私は、この発言に感動したのです。教員が実習の内容を調整するとスムーズに、実習を終えることができます。でも、学生は、あえて困難な道を選択し、自分で乗り越えようとしたのです。自分たちが、来年、看護師になる姿を見据えて、あえて難しい課題にチャレンジして、乗り越えた学生たち。学生の成長に感激です!3年生に皆さん。5月から7ヶ月にわたる実習、お疲れ様でした。
その中で、学生を信じてケアに身を任せてくださった患者さん方、未熟な学生を熱心に指導してくださった指導者さん方に感謝します。
病院で実習のまとめを発表しました
指導者さんにも意見をいただきました
やり遂げた笑顔がまぶしいです!