厚生労働省では騒音障害防止対策の充実を図るため、事業者が自主的に講ずることが望ましい騒音障害防止対策を体系化した「騒音障害防止のためのガイドライン」を策定しています。事業者は騒音障害防止対策の管理者を選任しようとする時は当該者に管理者に対する教育を推進することになりました。(令和5年4月20日基発0420第2号)
ここでは、騒音障害防止対策の管理者に対し必要な知識並びに騒音測定の技術などについて実習を交えて教育します。
科目 | 範囲 | 時間 |
---|---|---|
騒音の人体に及ぼす影響 |
影響の種類 聴力障害 |
30分 |
適正な作業環境の確保と維持管理 |
騒音と測定と作業環境の評価 騒音発生源対策 騒音伝ぱ径路対策 改善事例 |
80分 |
聴覚保護具の使用及び作業方法の改善 |
聴覚保護具の種類及び性能 聴覚保護具の使用方法及び管理方法 作業方法の改善 |
40分 |
関係法令等 | 騒音作業に係る労働衛生関係法令及び騒音障害防止のためのガイドライン | 30分 |
騒音測定技術(実習含む) |
騒音の測定機器 騒音計の取扱い方法デザインの決め方 報告書作成、評価の実際 |
180分 |