労働安全衛生や環境に係わる最新情報のレポートをpdfファイルで配信しています。
「産業衛生レポート」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
産業衛生レポートは、毎月初旬にアップロード致します。最新版をダウンロードして、事業場の労働衛生活動にご活用下さい。
安全衛生担当者及び健康管理室の方々には、最新版をアップロードした時にメールでその旨を配信させていただいておりますが、
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(令和7年5月14日 法律第33号)
(令和7年5月14日 基発0514第1号)
労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律(令和7年法律第33号)は、3月14日に国会へ提出され、5月8日に可決成立し、本日公布された。少子高齢化が進展し、生産年齢人口の減少が見込まれる中、多様な人材が安全に、かつ、安心して働き続けられる職場環境を整備するため、個人事業者等に対する安全衛生対策の推進、職場のメンタルヘルス対策の強化、化学物質による健康障害防止等の仕組みの整備、機械等による労働災害防止の促進、高年齢労働者の労働災害防止のための取組の強化等の措置を講ずるものである。
改正法の内容と施行期日を以下に示すので、円滑な施行に万全を期すため、所要の準備に努めてください。
(令和7年4月23日 パブリック・コメント)
現在、「労働安全衛生規則第577条の2第2項の規定に基づき厚生労働大臣が定める物及び厚生労働大臣が定める濃度の基準」(令和5年厚生労働省告示第177号)で179物質について濃度基準値が定められている。
今般、「令和6年度化学物質管理に係る専門家検討会報告書」(令和7年3月18日公表)を踏まえ、新たに78物質を追加し、当該物質の濃度基準値を定めるほか、酢酸−セカンダリ−ブチルを酢酸ブチルに追加する。
また、労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令(令和7年政令第35号)及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令(令和7年厚生労働省令第12号)によりリスクアセスメント対象物から削除されたりん酸トリフェニルについて、本告示から削除する。
(令和7年4月25日 厚生労働省発表)
本年も、7月1日(火)から7日(月)までを「全国安全週間」、6月1日(日)から30日(月)までを準備期間として、全国一斉に積極的な活動が開始されます。
令和7年度スローガン「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」
令和7年度全国安全週間実施要綱には、実施者が準備期間中及び全国安全週間に実施する事項や、実施者が継続的に実施する事項がまとめられており、リスクアセスメントによる機械設備の安全化、作業方法の改善、SDS(安全データシート)等により把握した危険有害性情報に基づく化学物質のリスクアセスメントの実施や、製造業における労働災害防止対策として、機械の危険部分への覆いの設置等によるはさまれ・巻き込まれ等防止対策の実施や、業種横断的な労働対策として、転倒防止対策や熱中症防止対策などが記載されています。
この機会に、再度ご確認と労働災害防止措置の徹底をお願いします。